不動産担保ローンは、低金利で無理なくまとまった金額のローンが組めることから利用を検討する人が多いローン商品です。
しかし、担保になる物件に価値があるかどうか、という点が審査において重要となり、どんな物件でも担保として認められるわけではありません。
築年数の古いマンションの場合は、多くが担保対象とならないといわれていますので、該当する人はまずその点を念頭に置きましょう。
また、洪水など災害が起きやすい地域にある物件も担保にできないことが多いです。
必ずしも、古いマンションが担保対象にならないというわけではありません。
人気のあるエリアのマンションだったり、建物の状態がよい場合は審査対象となる場合があります。
同じ大阪でも人気エリアとそうでないエリアに分かれますので、ご自身のマンションの立地を見直してみましょう。
リフォームなどでまとまった費用が必要となった場合、リフォームローンでは足りないときに不動産担保ローンを使用するケースがあります。
リフォームが必要なくらいですから築年数はかなり古いと思われますが、利用用途によっては、古いマンションでも審査に通ることがあるようです。
大手の銀行は不動産担保ローンにおける審査が厳しく、古いマンションだと担保対象とならないことが多いようです。
ノンバンクのほうが、どちらかというと物件条件によって審査が通りやすいようですので、「少し引っかかってしまう物件かもしれない」という自覚がある方は、ノンバンクへの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
担保対象となるのは、万が一の事態が発生したときに売却してローン金額を賄うことができる不動産であることが前提となります。
要は、「高く売れる不動産」ということです。
人気エリアにある状態のよい住宅などは、担保対象となりやすいといえます。
ちなみに担保に設定する不動産は、住宅でなく土地などでも申し込むことが可能です。
また、本人名義の不動産でなく親御さんや親類などの名義であっても、名義人にきちんと理解をいただいているのであれば申し込むことができます。