不動産担保ローンの依頼先として、ノンバンク(貸金業者)と銀行などの金融機関のどちらが良いか迷っていませんか?結論から言うと、「金利の低さを重視するなら銀行」「融資スピードや審査の柔軟さを求めるならノンバンク」が適しています。それぞれのメリット・デメリットや、ご自身の状況に合わせた選び方を詳しく解説します。
まずは、銀行とノンバンクの不動産担保ローンの違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | 銀行 | ノンバンク |
|---|---|---|
| 金利の相場 | 数%〜 | 数%〜15%程度 |
| 融資スピード | 数週間〜1ヶ月 | 最短即日〜数日 |
| 審査の傾向 | 本人の返済能力(属性)を重視 | 不動産の担保価値を重視 |
| 対象となる物件 | 基準が厳しい | 借地権や訳あり物件など柔軟に対応 |
| 資金使途 | 事業性資金NGなど制限あり | 原則自由なことが多い |
比較を踏まえた上で、それぞれの依頼先がどんな人におすすめなのかをまとめました。
時間に余裕があり、とにかく低金利で資金を調達したい人におすすめです。また、ご自身の収入や信用情報に問題がなく、担保にする不動産の条件(立地や築年数など)が良い場合は、銀行の厳しい審査にも通りやすいでしょう。
急ぎで資金が必要な人や、銀行の審査に落ちてしまった人におすすめです。自営業や赤字決算などで本人の属性に不安がある場合や、親族名義の不動産、借地権・既存不適格物件といった「訳あり物件」を担保にしたい場合でも、ノンバンクなら柔軟に融資してもらえる可能性があります。
銀行とノンバンクのどちらが絶対に優れているというわけではなく、「金利の低さ」と「融資スピード・審査の柔軟性」のどちらを優先するかによって、適した依頼先は大きく変わります。まずは「いつまでに資金が必要か」「自身の属性(収入状況など)に問題はないか」「担保とする不動産の条件はどうか」を整理してみましょう。
銀行や信金・信組といった金融機関に不動産担保ローンを依頼する最大のメリットは金利の低さです。変動金利の採用やキャンペーンにより、適用金利の下限を1%未満としているところもあります。
一方、デメリットとしては、融資までに日数がかかる点が挙げられます。不動産の調査に加えて依頼者の属性を厳しく審査し、保証会社の保証を付けることもあるためです。また、担保対象となる不動産に制限があり、条件の良い不動産でなければ希望通りの融資を引き出すのは難しいでしょう。
貸金業者のメリットは、スピーディな融資実行と、独自の柔軟な審査基準です。最短翌日融資を謳う業者もあり、銀行で断られたケースでも融資を受けられることが多くあります。また、担保評価額算出の掛目を銀行より高く設定している業者もあるため、同じ物件でもより多くの融資額を期待できる場合があります。
デメリットとしては、金利の高さが挙げられます。低金利を謳う業者もありますが、多くが適用金利の上限を利息制限法の上限に近い15%程度に設定しているため、返済計画をしっかり立てる必要があります。
ノンバンクでも正規の貸金業者は国や都道府県の登録を受けており、利息制限法に基づいた適正な金利で営業しているため、法外な利息を請求されることはありません。不安な場合は、公式サイト等で金融庁の登録番号を確認しましょう。
また、貸金業者からの借入には年収の1/3までとする「総量規制」がありますが、不動産担保ローンの場合、顧客に一方的に有利となる借り換えや、事業用資金、居宅以外の不動産担保などの条件を満たせば「例外・除外」として扱われます。そのため、ノンバンクであっても年収の1/3以上の資金を調達できるケースは多々あります。
A.はい。住宅ローンの残債があっても、不動産の評価額が残債を上回っていれば(担保余力があれば)、融資を受けられる可能性が高いです。ノンバンクは第2順位以下の抵当権設定でも柔軟に対応してくれる傾向があります。
A.税金の滞納がある場合や、過去に重大な金融事故(自己破産など)を起こして間もない場合は、ノンバンクであっても審査に落ちる可能性が高くなります。また、不動産の担保価値が著しく低い場合も融資が難しくなります。
ここでは、大阪に拠点を持ち、個人向けの不動産担保ローンを提供している会社の中から、諸費用無料項目(※1)が多い3社を紹介します。(2021年6月調査時点)
※1.事務手数料、調査料、繰り上げ返済費用、解約金
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